1.後にあるのは塗り油であり,先にあるのは血です。
潤いを得たいなら,先に清められなければなりません。
ゴルゴタを経なければ,ペンテコステに到達することはできません。
もしわたしたちがまだ洗い清められていないなら,
力は上から注ぐことができません。
証しをしたいなら,必ず自己の命を死に釘づけなければなりません。
(復)
ですから主よ,十字架を通して,わたしの魂の命を死なせてください。
わたしに重い代価を払わせ,
主の聖霊を満ち満ちて受けるように願わせてください。
2.先に杖で岩を打ったので,後に生ける水が満ちあふれます。
死の働きがないなら,聖霊の満たしはあり得ません。
わたしたちが真に主と共に死に,すべての事を損失であると願うなら,
主の力は下り,わたしたちを用いて滅びる世を救わせるでしょう。
3.先にあるのは祭壇であり,後にあるのは火です。
もし失うことがなければ,実もありません。
もしすべてを先にささげることがなければ,
御座に着くことはできません。
わたしたちが真に犠牲を願い,すべての事を捨てて神に降伏するなら,
必ず力を着て,主の委託のゆえに人に従順になります。
4.先にびんが空になるように用意するなら,
後に塗り油をその中に入れることができます。
先に山の谷を溝になるように掘るなら,
後に生ける水が深く強く流れることができます。
先にヨルダン川を経るなら,
後に霊の感覚が何倍も多く増し加わります。
先に死のバプテスマを受けるなら,
後に栄光の聖なるはとを得ることができます。
5.あなたが目を上げて作物を見る時,
熟した実に満ちていることを願うなら,
実が実る前に,麦粒がまず死んだことを思うべきです。
命の粒を得たいなら,死の経験を持たなければなりません。
ゴルゴタの地を経過していない人はだれも,
聖霊の力を持つことはできません。
6.そうであるなら,わたしの主よ,この狭い道を忠実に歩ませ,
大きいことをしようと思う心,大きな志を除き去って,
ただ服従して苦しみを受けることを願わせてください。
わたしはさらに大きな力を取らず,さらに深い死を必要とします。
カルバリの意義が,わたしに完全に成就しますように。