227 その霊の豊満 ― 十字架を通して (英279)

Watchman Nee

1.後にあるのは塗り油であり,先にあるのは血です。
  潤いを得たいなら,先に清められなければなりません。
  ゴルゴタを経なければ,ペンテコステに到達することはできません。
  もしわたしたちがまだ洗い清められていないなら,
  力は上から注ぐことができません。
  証しをしたいなら,必ず自己の命を死に釘づけなければなりません。
  (復)
  ですから主よ,十字架を通して,わたしの魂の命を死なせてください。
  わたしに重い代価を払わせ,
  主の聖霊を満ち満ちて受けるように願わせてください。

2.先に杖で岩を打ったので,後に生ける水が満ちあふれます。
  死の働きがないなら,聖霊の満たしはあり得ません。
  わたしたちが真に主と共に死に,すべての事を損失であると願うなら,
  主の力は下り,わたしたちを用いて滅びる世を救わせるでしょう。

3.先にあるのは祭壇であり,後にあるのは火です。
  もし失うことがなければ,実もありません。
  もしすべてを先にささげることがなければ,
  御座に着くことはできません。
  わたしたちが真に犠牲を願い,すべての事を捨てて神に降伏するなら,
  必ず力を着て,主の委託のゆえに人に従順になります。

4.先にびんが空になるように用意するなら,
  後に塗り油をその中に入れることができます。
  先に山の谷を溝になるように掘るなら,
  後に生ける水が深く強く流れることができます。
  先にヨルダン川を経るなら,
  後に霊の感覚が何倍も多く増し加わります。
  先に死のバプテスマを受けるなら,
  後に栄光の聖なるはとを得ることができます。

5.あなたが目を上げて作物を見る時,
  熟した実に満ちていることを願うなら,
  実が実る前に,麦粒がまず死んだことを思うべきです。
  命の粒を得たいなら,死の経験を持たなければなりません。
  ゴルゴタの地を経過していない人はだれも,
  聖霊の力を持つことはできません。

6.そうであるなら,わたしの主よ,この狭い道を忠実に歩ませ,
  大きいことをしようと思う心,大きな志を除き去って,
  ただ服従して苦しみを受けることを願わせてください。
  わたしはさらに大きな力を取らず,さらに深い死を必要とします。
  カルバリの意義が,わたしに完全に成就しますように。

(歌詞/全訳 切り替え)

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