288 慕い求める ― 主と交わることを (英370)

Henry F. Lyte

1.わたしと共に住んでください。夕日が沈むのは速いのです。
  暗やみが深くなります。主よ,わたしと共に住んでください。
  慰めは消え去り,助けてくれる人はだれもいません。
  助けのない中での助けよ,わたしと共に住んでください。

2.人生は短く,またたく間に暮れに入り,
  地の楽しみは消えるともし火のようで,
  この世の栄華は花のように散り,草のように枯れます。
  不変の方よ,来て,わたしと共に住んでください。

3.王の中の王のような威厳を帯びて来るのではなく,
  ただ慈愛とあなたのいやしの翼をもって来て,
  涙をもって憂いを洗い,心をもってわたしの求めを聞かれます。
  来てください,罪人の友よ,このようにわたしと共に住んでください。

4.あなたの臨在は,わたしの常時の必要です。
  あなたの恵み以外に,何が悪魔を撃退することができるでしょう。
  だれがあなたのように,わたしを導き助けることができるでしょうか。
  曇りであれ晴れであれ,わたしと共に住んでください。

5.あなたが祝福を与えてくだされば,敵は凶暴でもわたしは恐れません。
  病も苦しくなく,涙を流しても悲しみません。
  毒のとげは何だ! 死と墓は何だ! わたしはみな打ち勝ちます。
  それは,あなたがわたしと共に住んでくださるならです。

6.わたしの臨終の時,あなたがわたしのそばにいて,
  暗やみの谷を照らし,わたしが御顔を仰ぎ望むように導いてください。
  あるいはあなたが来られて,天が明け,地の影が完全になくなります。
  いずれにせよ,わたしと共に住んでください。

(歌詞/全訳 切り替え)

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