312 慕い求める ― 自己を離脱することを (英414詩)

E. H. H.

1.恵みの主よ, あなたはわたしの安息であり,
  わたしが完全に享受することができるように深く願います。
  自己のあらゆる活動を停止し,完全にあなたを満喫しますように。

2.ああ,この偽り,残酷な自己は,常にもがき努力し,
  あなたをわたしの霊から裂き,わたしを安息させません。

3.「自己」は多くの狡猾な形を取り,すべては必要であると感じさせ,
  あなたの中で安息することを,
  必ずしも頼りになるとは限らないと思わせます。

4.わたしは今,神聖な安息を追い求め,完全に自己を離れます。
  ただあなたに王として支配され,
  内側も外側もすべて管理されますように。

5.わたしは今あなたの御手の下で横になります。
  御手を下し働いてください。
  あなたの恵みが,わたしにもはや
  自己によって生きさせないようにしますように。

6.恵みの主よ,この自己が完全にあなたによって砕かれるまで働き,
  わたしが完全にあなたのかたちを持ち,
  あなたの輝きを現しますように。

(歌詞/全訳 切り替え)

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