1.おお,主イエスよ,あなたが地上におられた時,
彼らは長年あなたと共にいました。
しかし彼らはあなたご自身に対して,
知っているようで知らず,
認識しているようで認識していませんでした。
2.彼らはあなたの御声を聞いており,あなたの御姿を見て,
あなたの肉体に押し迫っていましたが,
あなたはどなたであるかを,知っているようで知りませんでした。
3.わたしたちは幾重にも幕に覆われていて,
知っているようですが,不透明で,
知らないと言っても,すでに知っていましたが,
すでに知っていたとしても,明確には知りませんでした。
4.しかし,あなたは今やその霊に具体化されて,別の慰め主となり,
あなたのすべての豊富をもって,
わたしの中であなたを啓示しておられます。
5.あなたの霊が,わたしたちの全存在の隅々にまで浸透し,満たし,
あなたによって感じさせられない所がなく,
あなたによって触れられない所がありませんように。
6.あなたの霊がわたしに現れ,わたしの心の中に増し加わってください。
耳をもってではなく聞いたもの,目をもってではなく見たもの,
手をもってではなく触れたものが,このように実際的です。
7.あなたがあわれんでくださり,啓示することを願い,
あなたご自身をわたしたちに与えた時,
この世であなたより実際的な方はおられるでしょうか?
この世であなたより真実な方はおられるでしょうか?
8.あなたの霊がわたしの霊から,
洪水のように全存在に満ちあふれますように。
至る所に栄光があり,至る所に光があり,
至る所があなたであり,至る所が神でありますように。
9.このような生活は何と親密でしょう!
あなたはわたしを,地にいながら天にいるようにしてくださいました。
賛美が口に満ち,喜びが心に満ち,
臨在が満ちて,すべては甘く感じます。