1.キリストは万物の唯一の実際であり,
神においても人においてもみな同じようにこの道理です。
人は彼以外に,神に至ることはできません。
彼がおられなければ,万物は完全に真のものでなくなります。
2.すべての型,あらゆる予表,
また大小を問わず,人が必要とするものは,
すべて影であって,神のキリストを象徴しており,
彼がわたしのすべての事物であることを表明しています。
3.万事万物は,もしキリストがその中に満ちていなければ,
みなむなしくなります。
たとえすべてを得て,享受することができても,
もしキリストがなければ,わたしはやはりむなしく,欠けています。
4.キリストは真の神であり,キリストは真の主です。
彼は真の光であり,わたしの真の事物であり,
わたしの真の衣食であり,わたしの真の生ける水であり,
わたしの真の命であり,わたしの真の味わいです。
5.あらゆる神学,すべての道理は,キリストがその実際となるべきです。
聖書の知識がもしキリストに欠けていれば,
ただの文字にすぎず,みな空虚なものです。
6.時間や空間においても,キリストは実際であり,
すべての物事において,みな同じこの道理です。
キリストは万物の唯一の実際であり,
永遠に至っても,この道理は変わることはありません。