1.彼は一つの都を待っています。しかし今は幕屋に住んでいます。
この天の都に向かっている旅人は,ひたすら前の道を走ります。
彼はすばらしい根拠を持っていて,前途は真に誇ることができるので,
地上の栄華を求めないのも不思議ではありません。
(復)
都! 都! 栄光の都! 神と人の住まいである新エルサレム!
2.彼は一つの都を待っています。それは彼の神の住まいです。
彼は地上の住まいを求めないだけでなく,持っていないのです。
それは,天のふるさとは正しい道からそれていない旅人が,
享受することができるものであると,神が語られたからです。
3.彼は一つの都を待っています。時には行程が苦しく,
失われるものが多く,ため息の声を発しますが,
あの都のことを思うと,声を上げて歌います。
なぜなら,道は曲がりくねったとしても,長くはないはずであるからです。
4.彼は一つの都を待っています。わたしたちも今,待っています。
あなたの都の中で,あなたと共に永遠のパートナーとなり,
あなたが用意されたものを享受するように望みます。それゆえ,
幕屋を寄留の宿として,あなたと共にここで旅人となることを願います。