776 究極的な現れ ― 新エルサレム (英979)

LSM編集部

1.何という栄光,何という光,何という神聖なエルサレムでしょう!
  それは人の間における神の幕屋であり,小羊がめとった花嫁です。

2.新約の聖徒と旧約の選びの民は,この聖なる都の構成要素です。
  共に贖われ,共に約束を得て,共に建造され,神を安らかに住まわせます。

3.聖なる都は正方形で,完全で,偏らず,長さ,広さ,高さはみな同じです。
  余りがなく,欠けるものはなく,
  偏りはなく,そろわないものもありません。

4.純金の都,純金の大通りは,ガラスのように透き通って透明です。
  神の尊い命は,聖なる都の本当の性質であることを象徴します。

5.十二の門がみな真珠であるのは,キリストに奥義的に贖われたからです。
  再生によって性質を真珠に変え,神聖な事物によって門に入ります。

6.城壁の十二の土台,十二の宝石はそれぞれ尊い装飾です。
  高熱で圧縮され,再構成されてはじめて,
  このような永遠の価値を持つようになります。

7.碧玉の城壁は水晶のようであり,神の輝きはここで照らします。
  神の栄光の光を照らし,神の碧玉のかたちを照らし出します。

8.城壁は境界線であり,内と外を分離して,
  すべての聖でないもの,清くないものを排除します。
  ただ純金,真珠,宝石だけが,この聖なる都の栄光の性質に適合します。

9.神と小羊は都の宮であり,人は常に彼の栄光の御顔を見ることができます。
  彼の臨在は永遠に離れることはなく,人は彼の御前に仕え,礼拝します。

10.都は太陽,月,ともし火の必要はなく,神の栄光が昼と夜を照らします。
  小羊はともし火であり,都は燭台であって,神の栄光を四方に照らします。

11.都の中に神と小羊の御座があり,命の生ける水の川を流し出します。
  都の大通りの中央を流れ,命の木がその両岸に成長しています。

12.これは神の命が流れ出て,潤し,供給するだけでなく,
  神の権威をもって,都全体をら旋状に流れ,運行することを表明します。

13.ですから,神性が大通りとなり,都全体が純金,真珠,宝石です。
  歩ける大通りがあり,飲める水があり,命の糧食は豊富で,新鮮です。

14.十二の数は行政を意味し,また永遠の完全を表明します。
  さらに神と人のミングリングを表明し,
  三掛ける四であり,打ち解けて隔てがありません。

15.もはや死はなく,もはや暗い夜はなく,のろい,苦しみは根絶されます。
  古いものは過ぎ去って,すべては新しくなり,
  神と人が互いに住み合い,互いに安らぎ,互いに親しくなります。

16.聖なる都は神のかたちを持つだけでなく,
  さらに神のために権威を掌握し,王となります。
  神の永遠の心の願いを成就し,神の心を満足させて,永遠に至ります!

(歌詞/全訳 切り替え)

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