1.何という栄光,何という光,何という神聖なエルサレムでしょう!
それは人の間における神の幕屋であり,小羊がめとった花嫁です。
2.新約の聖徒と旧約の選びの民は,この聖なる都の構成要素です。
共に贖われ,共に約束を得て,共に建造され,神を安らかに住まわせます。
3.聖なる都は正方形で,完全で,偏らず,長さ,広さ,高さはみな同じです。
余りがなく,欠けるものはなく,
偏りはなく,そろわないものもありません。
4.純金の都,純金の大通りは,ガラスのように透き通って透明です。
神の尊い命は,聖なる都の本当の性質であることを象徴します。
5.十二の門がみな真珠であるのは,キリストに奥義的に贖われたからです。
再生によって性質を真珠に変え,神聖な事物によって門に入ります。
6.城壁の十二の土台,十二の宝石はそれぞれ尊い装飾です。
高熱で圧縮され,再構成されてはじめて,
このような永遠の価値を持つようになります。
7.碧玉の城壁は水晶のようであり,神の輝きはここで照らします。
神の栄光の光を照らし,神の碧玉のかたちを照らし出します。
8.城壁は境界線であり,内と外を分離して,
すべての聖でないもの,清くないものを排除します。
ただ純金,真珠,宝石だけが,この聖なる都の栄光の性質に適合します。
9.神と小羊は都の宮であり,人は常に彼の栄光の御顔を見ることができます。
彼の臨在は永遠に離れることはなく,人は彼の御前に仕え,礼拝します。
10.都は太陽,月,ともし火の必要はなく,神の栄光が昼と夜を照らします。
小羊はともし火であり,都は燭台であって,神の栄光を四方に照らします。
11.都の中に神と小羊の御座があり,命の生ける水の川を流し出します。
都の大通りの中央を流れ,命の木がその両岸に成長しています。
12.これは神の命が流れ出て,潤し,供給するだけでなく,
神の権威をもって,都全体をら旋状に流れ,運行することを表明します。
13.ですから,神性が大通りとなり,都全体が純金,真珠,宝石です。
歩ける大通りがあり,飲める水があり,命の糧食は豊富で,新鮮です。
14.十二の数は行政を意味し,また永遠の完全を表明します。
さらに神と人のミングリングを表明し,
三掛ける四であり,打ち解けて隔てがありません。
15.もはや死はなく,もはや暗い夜はなく,のろい,苦しみは根絶されます。
古いものは過ぎ去って,すべては新しくなり,
神と人が互いに住み合い,互いに安らぎ,互いに親しくなります。
16.聖なる都は神のかたちを持つだけでなく,
さらに神のために権威を掌握し,王となります。
神の永遠の心の願いを成就し,神の心を満足させて,永遠に至ります!