IIコリント12:9 すると彼はわたしに言われました、「わたしの恵みは、あなたに対して十分である.わたしの力は、弱さの中で完全に現れる」。ですから、わたしはむしろ自分の弱さを、大いに喜んで誇りましょう.それはキリストの力が、わたしの上に幕屋を張るためです。
苦難や試練はしばしば、わたしたちがキリストを恵みと力として経験するために、主が定められます。ですから、使徒が懇願したにもかかわらず、主はそのとげを、使徒から取り除こうとはされなかったのです。
主の恵みの十分さが大きく表現されるには、わたしたちが苦難を受ける必要があります。主の力の完全さが現されるには、わたしたちの弱さが必要とされます。ですから、使徒は彼の弱さを、大いに喜んで誇ることができたのです。それはキリストの力が、彼の上に幕屋を張るためでした。恵みは供給です。そして力は恵みの強さ、能力です。両方とも、復活されたキリストです。このキリストは、今や命を与える霊と成って、わたしたちの中に住んでおられ(Iコリント15:45.ガラテヤ2:20)、わたしたちの享受となられます。(参照:IIコリント12:9ノート1.ノート2)
主よ、あなたの力が、わたしたちの上に幕屋を張りますように。わたしたちの受ける苦難が、あなたの恵みの十分さが大きく表現されるためであることを理解させてください。主よ、たとえ苦難の中にあっても、あなたご自身がわたしたちにとって恵みと力であることを経験することができますように。