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霊である個人、あるいは、キリストのからだの建造


重点の節:

エペソ5:27  またそれは、しみやしわや、そのようなものが何もなく、聖くて傷のない栄光の召会を、彼がご自身にささげるためです。


詩歌:598


本日の聖書箇所:エペソ5:22-33文字サイズ大



本日のフットノート抜粋


過去、キリストは贖い主として、召会のためにご自身を捨てられました(エペソ5:25)。それは、贖いと命の分与のためです(ヨハネ19:34)。現在、彼は命を与える霊として、召会を聖化しておられます。それは、分離、浸透、造り変え、成長、建造を通してです。将来、彼は花婿として、召会を彼の満足のための伴侶として、ご自身にささげられるでしょう。ですから、キリストが召会を愛するのは、召会を分離し聖化するためです。そして彼が召会を分離し聖化するのは、召会をご自身にささげるためです。(参照:エペソ5:27のフットノート1


命の供給

 エペソ人への手紙第2章22節は召会の建造について語りますが、それは原則を与えているだけで、詳細を与えていません。しかしながら、詳細は第4章16節に見いだされます、「この方から、からだ全体は、その豊富な供給のあらゆる節々を通して、またそれぞれの部分の度量に応じた活動を通して、組み合わされ結合され、からだを成長させ、愛の中でそれ自身を建て上げるに至るのです」。かしらの中へと成長し込むことによって、からだの肢体は互いに分け合うものを持ちます。さらに、各部分の度量に応じた働きがあり、その結果は、からだが成長して、愛の中でそれ自身を建て上げるに至ることです。この節の実際を持つためには、かしらがからだに与えられた賜物によって成就されなければなりません。聖徒たちは、単に教理を学ぶことだけで成就されるのではありません。その反対に、彼らは養われることを通して成就されます。この養いは、彼らを成長させます。例えば、幼児は成就されるために、彼の体に何も付け加えられる必要はありません。彼が成長する時、彼の体の肢体は発達し、正常に機能し始めます。母親が赤ちゃんを成就するのは、体のいろいろな部分を使うように教えることによってではありません。彼女は、彼を養うことによって成就します。子供は適切な栄養を受けることを通して成長すればするほど、体の肢体はますます機能するようになります。同じ原則で、からだの肢体が成就されるのは、教えによってではなく、成長させる養いを通してです。

 命の成長を通して、わたしたちはまた一人の完全に成長した人に到達し、キリストの豊満の身の丈の度量にまで到達します。キリストの豊満はキリストのからだ、キリストの表現です。このからだには、度量を伴う身の丈があります。主の回復の中の働きがこの国で何年も前に始まった時、わたしたちはこの身の丈の度量をほとんど見ることができませんでした。主を賛美します、長年かかって身の丈の度量が増し加わりました! この増し加わりは、キリストの務めを通して聖徒たちを成就した結果です。しかしながら、わたしたちがみな認めるように、わたしたちはまだ成長の過程にいます。わたしたちは成長すればするほど、ますます機能して、からだを成長させ、愛の中でそれ自身を建て上げるに至ることができるようになります。これが今日のわたしたちの必要です。(エペソ人への手紙ライフスタディ、第90編)


祈り

主よ、あなたは贖い主として、召会のためにご自身を捨てられました。それは、わたしたちを贖い、命を分与するためでした。今、あなたは召会をあなたの伴侶とするために、愛の中で召会を分離し、聖化しておられます。それは、聖くて傷のない栄光の召会を、あなたがご自身にささげるためです!


明日の主題:すべての武具を身に着けなさい