1.ちちよ,偉だいなる あわれみをほむ!
よわさのなかでも あわれみは増す。
御ちちのあわれみ, われらを引き上げる!
あわれみゆたか!
2.おどろくばかりの あわれみをほ む!
われらにもおよぶ, つみびとにさえ,
かたくとらえたる ちちのあわれみより,
はなすものなし。
3.ゆたかで偉だいな あわれみをほむ!
あがないにありて われらをめぐむ。
あわれみなくして 恩けいいかで受くや?
あわれみゆたか!
4.にゅう和とやさしさ, したしさ,あまさ,
忍たい,慈あいもって ひつよう満たす。
くらぶるものなし, かんぜんなあわれみ,
われらのたから!
5.つねにあたらしい あわれみをほむ!
あさつゆのように われ,あらたにす。
われらきょう受して, あじ見をするたびに,
御ちちを賛美す!
6.尽きぬあわれみに さん美は絶えず;
めぐみ,かえりみは とわにわれらに,
われら依りたのむ, 御ちちのあわれみに
とわにまもらる。