1.この時はどのような時でしょう! 孤独な時でした!
四方は暗やみでした!
天の神のひとり子が,人の血肉を持って人のために死なれました。
これは何と痛ましいことでしょう!
栄光の主が十字架につけられました!
命の王が人に陥れられました。
2.ああ,このような神・人の生と死は,真に不思議の中の不思議です!
これは中心です! 二つの永遠の中のものは,
あなたの賛美すべき方を,目をあけて見ないものはありません。
おお,主イエスよ,あなたの十字架が,
わたしの永遠の安らぎの住まいです!
3.ああ,わたしたちはその木を見て,心が何と感動することでしょう。
愛の具体化がされこうべの地で死なれました!
ああ,あなたがこのように苦しんでおられるのを見る時,
喜び,また憂いに満たされずにいられません!
わたしたちの心が裂かれるほどにあなたの叫びと祈りを聞きます:
「エリ,レマ,サバクタニ!」。
4.おお,主よ,わたしたちは真に死ぬべきであり,
神の激怒を受けるべきでしたが,
神が彼の愛する御子であるあなたに
苦しみを受けさせ,罪を担わせ,恥を忍ばせられました。
義はわたしの救い主を殺しました。
わたしはあなたと共に釘づけられ,あなたと共にそこで死にました。
5.わたしたちがあなたと共に命を得て,
あなたと共に死から復活させられたのは,
あなたがかしらであり,わたしたちがからだであって,
わたしたちがあなたと共に神のものであり,
共に神によって祝福されるからです。
わたしたちは本来,刑罰を受けるに値するものでしたが,
今やあなたと共にアバと呼びます。