1.父よ,わたしの一生を,あなたがわたしに代わって案配されたことを,
わたしは知っています。
すべての起こるべき変化を見ることを,わたしは恐れません。
わたしに永久の忠実さを与えて,
ひたすらあなたを喜ばせることを求めますように。
2.わたしが求めるのは,「故意の」愛を得ることであり,
常に目を覚ます賢さです。
常に笑顔でいかなる事態も歓迎し,禁じ得ない涙をぬぐいます。
心からその事態と合致し,同じ感情を持ち,慰められます。
3.わたしは不安な意志を持ち,焦ってあちこち飛び回り,
幾つか大きな事を行なおうと求めたり,
隠されている秘密を理解しようとしたりしたくありません。
わたしは子供のように扱われて,
どこに行くのも指図どおりでありたいのです。
4.わたしは世界中どこにいても,どのような状況であっても,
人の心とちぎりを結び,それが常に盛んになるように保ちます。
わたしは愛のゆえに微力を尽くして,わたしの王に仕えたいのです。
5.わたしに毎日の恵みを与えて,
常に教えを受けられるようあなたに求めます。
心は内側から外側に調和することができます。
それは,わたしがあなたと親しい交わりをする時です。
あなたが栄光を得られるなら,満足はただ微少のかたわらに置きます。
6.すべての道には虚偽がありますが,
あなたはわたしが忍耐することを願っておられます。
すべての境遇にはみな十字架があって,
あなたはわたしが依り頼むように導いておられるのです。
しかし,心があなたによってへりくだるなら,
どこにいても,すべて愛らしいのです。
7.わたしが幸いの中で,まだほかに祈り求めていないものがあれば,
それはわたしの内側で,
あなたに対して愛する気持ちが満ちるように渇き慕うことです。
あなたのために多く働くことをしないで,
完全にあなたを喜ばせますように。
8.あなたの愛がわたしのために定められた選択は,
わたしの束縛ではありません。
わたしはひそかにあなたの導きを受け,あなたの証しを知りました。
生涯,自己を捨てる愛に満たされることが,自由の一生です。