1.キリストは今日わたしにとって,客観的でありまた主観的です。
客観的に,彼は天でわたしのために弁護しておられます。
主観的に,彼はわたしの中でわたしの命となり,
時々刻々ご自身を内側から供給しておられます。
2.彼は天で父なる神の右に座し,
わたしのために大祭司となって,神の御前に血をささげられます。
天でわたしの仲保者となって,わたしの重荷を担い,
彼の愛する心によって,忠信にわたしの案件を処理しておられます。
3.彼は命の霊であり,わたしの霊の中に住んで,
ここにおいてわたしの命となり,万物をもたらされました。
わたしの内側の力となり,常に恵みを供給されます。
わたしの内側の従者となり,大能をもって維持してくださいます。
4.彼は天でわたしのために栄光の人となり,
わたしの先駆者となって,幕の内に栄光の姿を現されます。
あの天的な境地において,彼ご自身をもって,
人を神の中にもたらし,人と神を一とならせます。
5.彼はわたしの中にいて,わたしに神の豊満にあずからせ,
彼はその霊であって神をわたしの中にもたらされます。
啓示を通して,神をわたしの実際とならせ,
命の中で,神と人がミングリングされて一となります。
6.昇天した客観的な救い主は,今,高い天に住んでおり,
間もなく戻って来て,群衆の目に観賞されます。
内住の主観的なキリストは,今わたしの霊の中に生きており,
間もなく現れて,わたしの卑しい体を変貌させてくださいます。
7.その日は間近であり,天と地は間もなく結ばれ,
新エルサレムでは,神と人をもはや隔てるものはありません。
かの栄光の日に,客観的なことと主観的なことは
わたしにおいて調和して一になり,完全で永遠です。