522 試練の中での慰め ― 苦難の中での享受 (英726)

Madame Guyon

1.長い間,憂いと苦痛に陥ってきた後,わたしはあなたの御手に退いて,
  もはや何も保留しないようになりました。
  あなたの御手がわたしの涙をぬぐい取って,
  わたしの悲しみの顔を輝きに満たし,
  もはや流れる苦しみの涙はなくなりました。

2.さようなら! あなたというむなしい楽しみよ。
  味気ない娯楽,幼稚な興味,
  あなたに対してわたしは味わいを失った。
  真実な喜びは十字架にあり,他の娯楽はみな偽りのものだと,
  主はこのように定められました。

3.ああ,十字架こそが祝福です。その損失は益です。
  その苦しみはまた甘いのです!
  すべての思い,意志,感情は,ここにおいてみな完全に清められ,
  真の喜びの満たしを味わいます。

4.苦しみの中での自己愛は,益を得るのが難しいのです。
  なぜなら,自己愛は常に自己の安逸を求めるからです。
  これ以外に,自己愛には祝福はないのです。
  真実の愛には高い目的があり,
  自己を捨てることはその愛が観賞するものであり,
  苦しみを受けることはその愛が喜ぶものです。

5.わたしの選択はあなたと同じです。ああ,聖なる火でかき立て,
  灰になるまで燃やし尽くしてください!
  十字架を負ってあなたに従い,あなたの愛のゆえに常に賛美すること,
  これがわたしの分け前です。

(歌詞/全訳 切り替え)

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