1.長い間,憂いと苦痛に陥ってきた後,わたしはあなたの御手に退いて,
もはや何も保留しないようになりました。
あなたの御手がわたしの涙をぬぐい取って,
わたしの悲しみの顔を輝きに満たし,
もはや流れる苦しみの涙はなくなりました。
2.さようなら! あなたというむなしい楽しみよ。
味気ない娯楽,幼稚な興味,
あなたに対してわたしは味わいを失った。
真実な喜びは十字架にあり,他の娯楽はみな偽りのものだと,
主はこのように定められました。
3.ああ,十字架こそが祝福です。その損失は益です。
その苦しみはまた甘いのです!
すべての思い,意志,感情は,ここにおいてみな完全に清められ,
真の喜びの満たしを味わいます。
4.苦しみの中での自己愛は,益を得るのが難しいのです。
なぜなら,自己愛は常に自己の安逸を求めるからです。
これ以外に,自己愛には祝福はないのです。
真実の愛には高い目的があり,
自己を捨てることはその愛が観賞するものであり,
苦しみを受けることはその愛が喜ぶものです。
5.わたしの選択はあなたと同じです。ああ,聖なる火でかき立て,
灰になるまで燃やし尽くしてください!
十字架を負ってあなたに従い,あなたの愛のゆえに常に賛美すること,
これがわたしの分け前です。