529 内側の命の各面 ― 二本の木 (英733)

Witness Lee

1.当初,神はエデンの園で,人を二本の木の前に置かれました。
  命の木はご自身を指し,知識の木はサタンを表明します。

2.命の木は神の中心であり,神の永遠のご計画にしたがって定められ,
  神はキリストの中で,人に受けられ,人の命となられます。

3.知識の木は神の警告であり,神以外に別の源があることを示します。
  悪しき者サタンと,死の集まる所であり,
  人がもし触れれば,必ず死にます。

4.命の木を受けることを願うなら,人は神を命として得ることができ,
  また尊い宝石となり,神の心の願いはこれによって完成されます。

5.知識の木に人がもし触れれば,サタンが人の中に入って来て,
  罪と悪になり,死をもたらし,神のご計画が成就されるのを妨げます。

6.これは神がわたしたちの命の唯一の源であることを表明します。
  神以外のすべての事物に触れれば,死の源に触れることになります。

7.外観が悪ではなく善であっても,知識は死をもたらすにすぎません。
  神以外のどのような事物も,すべてサタンの策略です。

8.悪がキリストと相対するだけでなく,善も彼と相対します。
  知識に属するなら善も悪も,みな命に相反し,一になれないのです。

9.主よ,わたしたちにただあなたを触れさせ,
  あなたによって満たされるようにしてください。
  あなた以外の何にも触れず,
  悪に対してこのようであり,善に対しても同じでありますように。

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