使徒22:7 わたしは地に倒れ、一つの声がわたしに言うのを聞きました、「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか?」。
使徒22:8 そこで、わたしは答えました、「主よ、あなたはどなたですか?」。すると彼はわたしに言われました、「わたしは、あなたが迫害しているナザレ人イエスである」。
主なるイエスと彼のすべての信者から成るひとりの団体的な「わたし」。サウロはこの啓示を持っていませんでした。彼は、ステパノや、彼が異端と考えるこの「道」にある、他のイエスに従う者たちを迫害していると思っていました(24:14)。彼は、これらの人たちを迫害している時、イエスを迫害していたことを知りませんでした。なぜなら、彼らはイエスにある信仰を通してイエスと結合され、イエスと一であったからです。彼にとって、これは全宇宙における唯一の啓示でした! 彼はこれによって、主イエスと彼の信者たちが、ひとりの偉大なパースン―すばらしい「わたし」であることを見始めました。これは、神の偉大な奥義であるキリストと召会について、彼の将来の務めに印象を与え、影響を及ぼしたに違いありません。(参照:使徒22:7ノート1、9:4ノート1)
主よ、あなたはご自身とすべての信者から成るひとりの団体的な「わたし」をサウロに啓示されました。サウロは自分が迫害しているのは、あなたに従う者たちだと思っていましたが、彼らを迫害している時、あなたを迫害していたことを知りませんでした。主に感謝します!今やわたしたちはあなたにある信仰を通してあなたと結合され、あなたと一です!パウロが見たように、神の偉大な奥義であるキリストと召会のビジョンでわたしたちを強く印象づけ、とらえて下さい。