ローマ7:23 自分の肢体の中には別の法則があって、わたしの思いの法則に逆らって戦っており、わたしの肢体の中にある罪の法則の中に、わたしをとりこにしているのを見ます。
信者の三つの異なる部分(霊、魂、体)には、三つの異なる法則があります。第7章と第8章に啓示されたように、これら三つの法則は、宇宙における三つの当事者から出てきます。肢体の中の罪と死の法則(23節)は、信者の体の中にあり、サタン、すなわち信者の肉の中に住んでいる罪から出てきます。思いの中の善の法則(23節)は、信者の魂の中にあり、天然の人の命、すなわち人自身から出てきます。命の霊の法則は、信者の霊の中にあり、神、すなわち信者の霊の中に住んでおられるその霊から出てきます(8:2,16)。これら三者は、その三つの法則を伴い、今、現に信者の中にあります。それはこの三者(神、人、サタン)がエデンの園にいたのと同じです(創第3章)。信者の内側の三つの法則に加えて、その外側には神の律法があります(22,25節)。(参照:ローマ 7:23 ノート 1)
主よ、わたしたちの思いの中の善の法則では、わたしたちの肢体の中にある罪の法則に決して勝つことはできないことを見せてくださったことを感謝します。わたしたちの思いの善の法則はわたしたちの霊や神の霊とは無関係であるゆえに、常に罪の法則の中に、わたしたちはとりことされてきました。しかし、主に感謝します!今や命の霊の法則が、わたしたちの霊の中にあり、神、すなわちわたしたちの霊の中に住んでおられるその霊から出てきます!今日も霊に戻り、命の霊の法則にあずかります。