Iテモテ2:4 神はすべての人が救われて、真理の全き知識へ至ることを願っておられます。
テモテへの二通の手紙の目的は、召会の衰退を取り扱うことです。第一の手紙では、異なる教え(1:3)を通して衰退が巧妙に持ち込まれ、第二の手紙では、それが公然と押し進められ、異端を通してさらに悪化しました(IIテモテ2:16―18)。そのような衰退を対処するためには、真理が維持されなければなりません。第一の手紙では、神はすべての救われた者が真理の全き知識を持つことを望んでおられること、召会は真理の柱、基礎であること(3:15)が強調されています。第二の手紙では、真理の言葉が正しく開かれるべきであること(IIテモテ2:15)、そらされた者が真理に立ち返るべきであること(IIテモテ2:25)が強調されています。(参照:Iテモテ2章4節 フットノート2)
主よ、わたしたちはあなたが願うよう、すべての人が救われることを願います。また、神の化身としてのあなたと、あなたのからだとしての召会について全き知識へ至ることを願います。どうか、今日も神の御言の中に啓示された実際のもの、真理をわたしたちに開いてください。わたしたちを全き知識、完全な認識へと至らせ、召会の衰退を対処してくださいますように。