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信仰は唯一の道


重点の節:

ヘブル13:17 あなたがたを導く人たちに従い、彼らに服しなさい.なぜなら、彼らは弁明する者として、あなたがたの魂を見守っているからです.それは、彼らがこれをうめきをもって行なうのではなく、喜びをもって行なうためです.そうでないと、これはあなたがたにとって益にはならないでしょう。

ヘブル13:25 恵みがあなたがた一同と共にありますように。アーメン。


詩歌:618


本日の聖書箇所:ヘブル13:16-25文字サイズ大



本日のフットノート抜粋


 ヘブル人への手紙で啓示されているすべての事柄を認識し、それにあずかるために、わたしたちは恵みを必要とします。恵みを持つためには、恵みの御座に進み出て、時機を得た助けとなる恵みを得る必要があります。霊を活用して至聖所の中で恵みの御座に触れる時、わたしたちは恵みの霊を享受し、心は恵みによって強固にされます。わたしたちは、そのような恵みを享受することによって、前に置かれているレースを走り、神のエコノミーのゴールに到達するのです。(参照:ヘブル13:25のフットノート1


命の供給

 仮に、あなたが自動車を運転して、分岐点に来たとします。そこに二つの標識があって、一つは道路が閉鎖されていることを示し、もう一つは道路が開かれていることを示しています。あなたは閉ざされている道路へ運転し続けるでしょうか? もしそうであれば、あなたは命を失う危険を冒すことになるでしょう。開かれている道路を前進するほうがはるかに良いのです。ヘブル人への手紙の初めの十の章で与えられた明確な比較は、わたしたちの運転のための標識であって、どの道が閉ざされているか、どの道が開かれているかを示します。古い道の上には、「閉鎖、行き止まり」の標識があります。新しい道の上には、「開放、ほふられたばかり」の標識があります。この対比がこれら十の章の結論です。そのような対比を示した後、著者は、この開かれた、ほふられたばかりの道をどのように取るのかを告げています。それは信仰という唯一の道によります。

 信仰は福音の言葉を受ける唯一の道であることを見ます。正しい福音は、遺贈されたものの福音です。遺贈されたものの福音を受けようとするならだれでも、信仰を持たなければなりません。仮にある人が、巨額のお金があなたの銀行口座に預けられたことを記した証書をあなたに与えるとします。この証書を受け取るために、あなたは信仰を持たなければなりません。もし信仰を持たないなら、あなたは、「これは一枚の紙切れにすぎません。それはわたしには何の意味もありません」と言うでしょう。わたしたちは福音を宣べ伝える時、人々に信仰を注入しなければなりません。正当な福音の宣べ伝えの力は、人々が信仰を注入されて、わたしたちが告げることは何であれ、彼らが信じるようになるものです。福音の言葉を受け入れようとするなら、人は信仰を持たなければなりません。

 来たるべき王国の時代にわたしたちの魂を獲得するには、信仰を持たなければなりません(10:39Iペテロ1:9)。もしわたしたちが今日の享楽を顧みないで、来たるべき日を顧みるなら、信仰を持たなければなりません。もし、将来さらにまさったものを必ず持とうとするなら、そしてそれが今日の享受や享楽を犠牲にする価値があるなら、信仰を持たなければなりません。これから見ますが、信仰は見ていない事柄を確認することです。わたしたちは未来を見通すことはできないので、栄光の明日が待っていることを、どのようにして知るのでしょう? それは信仰によって知ります。わたしは内側深くで、栄光の明日がわたしを待っていることを全く確信しています。この確信は信仰によって来ます。(ヘブル人への手紙ライフスタディ、第47編)


祈り

主よ、今日も信仰をもって恵みの御座に進み出て、時機を得た助けとなる恵みを得ます。わたしたちは遺贈された豊富なキリストご自身を信仰をもって恵みの霊として享受します。どうか、わたしたちの心を恵みによって強固にしてください。信仰によって将来受けるさらにまさったものを確認し、前に置かれているレースを走り、神のエコノミーのゴールに到達することができますように。


明日の主題:クリスチャンの行いに関する完全