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一つの約束と一つの招き


重点の節:

啓22:14 自分の衣服を洗う者たちは幸いである.彼らは命の木への権利を持ち、門を通って都へ入ることができる。


詩歌:384


本日の聖書箇所:啓22:3-15文字サイズ大



本日のフットノート抜粋


 14節は、命の木を享受することについての約束と考えられます。その命の木は、命のあらゆる豊富を伴うキリストです。また17節(17節)の後半は、命の水を飲むようにとの招きと考えられます。その命の水は命を与える霊です。ですから、この書は一つの約束と一つの招きで終わっています。そのいずれも、命を与える霊としてのすべてを含むキリストを食べること、飲むことに対してです。

 衣服は、信者たちの行ないを象徴します。自分の衣服を洗うとは、小羊の血の洗いを通してその行ないを清く保つことです(7:14Iヨハネ1:7)。これは彼らに、命の木にあずかりその都へ入る権利を与えます。永遠において、命の木と都はいずれも彼らの享受です。(参照:啓示録22章14節 フットノート1ノート2


祈り

主よ、わたしたちは日ごとに小羊の血の洗いを通して、わたしたちの行ないを清く保ち、命の木にあずかり続け、都へ入る権利を得ることを願います。わたしたちが、命の木への権利を持ち、門を通って都へ入ることができると言う約束と、また、命の水を飲むようにとの招きを与えて下さっていることを感謝します。今の時代にこの権利を享受することを学び、新エルサレムにおいて命を与える霊としてのすべてを含むキリストを食べ飲みする、永遠の享受へと早く至ることを願います。


明日の主題:聖書の結び