86 主を賛美する ― 彼の苦しみ

作者不詳

1.身を曲げ,頭を下げ,強暴な迫害の中で,
  十字架を負って前進します。
  羊のようにほふり場に連れて行かれ,
  恥を忍び,不平を忍んで,何の反応もされませんでした。
  (復)
  おお,主よ,あなたは無実ですが,
  わたしの罪のために屈辱を受けられました!
  愛はこのように長く,広く,高く,深いゆえに,
  わたしの残りの人生はあなたのものであり,永遠に変わりません。

2.頭はいばらの冠をかぶり,体は木の上にかけられ,
  手足は釘づけられ,脇は槍で刺され,
  父なる神に捨てられ,敵,悪魔が暴れ狂っている中で,
  あなたの体と霊は傷つけられ,苦しみは真に耐え難いものです。

3.あなたの十字架から飛び降りることを願わず,
  御使いにも助けを求めませんでした。
  人の手にゆだね,甘んじて陥れられたのは,
  まさに神の要求を満たすためです。

4.太陽でさえ目を覆って見るに忍びず,
  罪のない小羊が悲惨にも身を失いました。
  宮の垂れ幕が裂かれ,新しい道が示されて,
  罪人は大胆に神に近づきます。

(歌詞/全訳 切り替え)

[前の詩歌]<<>>[次の詩歌]