1.主がわたしを縛ってくださいますように。
こうしてはじめてわたしは解放されることができます。
主がわたしに迫り,主に対して武器を放棄しますように。
こうしてはじめてわたしは勝利を得て,凱歌を奏でることができます。
わたしが自己に頼る時,失敗の危険が差し迫ります。
主の御腕がわたしを監禁する時,わたしの手はさらに力を得ます。
2.わたしの心がまだ主に渡されなかった時,本当に弱くて愚かで,
自分が願っていることを自分で行なえず,
すべての事は迷って定まりません。
主がもし鎖を加えなかったなら,自由に前進することは難しいのです。
主よ,慈愛をもって心を奴隷にしてください。
こうしてはじめて心は力を得ることができます。
3.わたしの命はまだ死んでおらず,全生涯は失うことになります。
勝利は少なく敗北は多く,実に力がなく,常に肉のゆえに嘆きます。
わたしはもし死んだことがなかったなら,生きることは難しいのです。
主よ,わたしを自己から離れさせてください。
こうしてはじめて完全にあなたを得ることができます。
4.わたしは今あなたを認識し,また少し自己を知りました。
ですから今後,再び天然の力に頼ることを真に願いません。
主よ,永遠の霊で,わたしの命を完全に釘づけ,
わたしの肉の行ないを死なせ,
主が増し加わり,わたしが減少しますように。