325 慕い求める ― あわれみを (英430)

Watchman Nee

1.わたしは自分の思いによれば,自分はとても強いと思いましたが,
  自分はいかに力がないかを知りませんでした。

2.わたしは世の人の間に生きていて, 自分に欠け目があると思わず,
  ただ自分はいかに奮闘し努力して,
  どのように前進してきたかを知っていました。

3.わたしは暗やみの中に住んでいた時,
  自分がいかに浅はかであるかを知らず,
  ただ自分はいかに無限であるかを思い,
  へりくだりはいらないと思っていました。

4.わたしがあなたの御前に来る時,光が覆う幕を刺し通して,
  かつて見たことこともないものを見て,完全にあらわにされました。

5.あなたの御前でわたしはただ委縮し,
  すべて委縮して,すべて消え去っていきます。
  すべての高ぶりがみな弱さに変わり,すべて裸になります。

6.おごるべきものがなく,高ぶるべきものがなく,
  頼るべきものがなく,頼むべきものがなく,
  あるのはただ自らを恥じることであり,自らを悔いることです。
  わたしはまた祈ることができるのでしょうか?

7.幸いにもあなたの血があって,罪定めから免れ,
  あなたの命があって,焼き滅びることから免れましたが,
  わたしは真に何と汚れており,何と恥じるべきでしょう。

8.あらゆる高ぶりは愚かであり,
  実にへりくだることさえ必要ないと見ます。
  すべて自分に対する信頼は,心が真っ暗であるがゆえです。

9.静かにしても間違い,動いても間違って,
  語らなければ不安で,語ると行き過ぎます。
  みな失敗であり,みな弱さであって,みな妥当ではないのです。

10.わたしは祈りたいのですが,信仰がありません。
  依り頼みたいのですが,どのように追い求めるのでしょうか?
  どのようにして再出発することができるのか,わかりません・・・・
  主よ,あわれんでください!

(歌詞/全訳 切り替え)

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