444 神を経験する ― 牧者として

作者不詳

1.愛なる神はわたしの牧者となり,常に養い,常に恵みを与えられます。
  彼はわたしのもの,わたしは彼のものです。
  他に何の必要があるでしょうか? 他に何の欠乏があるでしょうか?

2.彼はわたしを緑の牧場に連れ,満足と喜びを感じさせてくださいます。
  またわたしを流れのほとりに導いて,
  絶えず交わりをし,安息と安らぎを与えられます。

3.わたしが時には迷路に入ると,彼はわたしを尋ね出し,
  再びわたしの心を引き寄せて彼の支配を受けさせられます。
  わたしは常に揺れ動いて,堅く定まりませんが,
  彼はご自身の御名のゆえに,導いてくださいます。

4.何と不明で,何と疑わしく,
  何のはばかりもなく歩むことができるでしょうか?
  あなたのむちがわたしを支え,あなたの杖がわたしを導き,
  あなたの同在がわたしの道に満ちています。

5.あなたはわたしに大胆に勝ち誇らせ,
  敵に四方から囲まれても,動揺せずに恵みを享受することができます。
  わたしの頭は油に注がれ,わたしの杯はぶどう酒であふれています。
  わたしの神は決して惜しまれることはありません。

6.あなたの甘い,不思議な愛が,わたしの一生の年代を測ります。
  あなたの愛は永遠に変わらないからには,
  わたしの賛美をさらに増し加えたいのです。

(歌詞/全訳 切り替え)

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