552 祈り ― その意義 (英762)

A. B. Simpson

1.祈りとは,霊の中でたかれた聖なる香であり,
  砕かれた人を経過して神にささげられたものです。
  すなわち,聖霊の燃える息によって点火され,
  信仰の呼び求めることによって神にもたらされたのです。

2.祈りとは,恵みが生み出した香料であって,
  信仰,愛,苦難という花によって調和され,
  香りに満ちた言葉の中に隠され,
  神によって吸い込まれ,その甘さを味わわせます。

3.祈りとは,水分を含んで上昇する空気のようであり,
  恵みの雨を供給し,尽きない川とならせ,
  渇いた地を潤し,地の四方に至り,
  すべての砂漠はばらのように花を咲かせます。

4.祈りとは,聖霊によって満たされた金の管であり,
  神の油をもって神の燭台に供給します。
  わたしたちが一つ心で待ち望み,祈る時,
  霊が満たし,ともし火が光を発し,照り輝きます。

5.祈りとは,宇宙の最大の力であり,
  神のダイナマイトであって,何も対抗することはできません。
  すべてを動かす御手を押し動かし,
  大きな車輪を回転させて,全地を何も残さないほどに強奪します。

6.どのように祈るかを教えてください! わたしの霊の中で運行して,
  全存在があなたの感覚によって動かされるまでになりますように!
  わたしの中のキリストが天上のキリストに祈るという
  現れに至るまで,わたしの中で祈り続けてください。

(歌詞/全訳 切り替え)

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