聖書の御言と通読手引の無料配信サービス【eRSG】

信仰の働き、愛の労苦と望みの忍耐


重点の節:

Iテサロニケ1:3  あなたがたの信仰の働きと、愛の労苦と、わたしたちの主イエス・キリストにある望みの忍耐とを、わたしたちの神また父の御前で絶えず思い起こしています。


詩歌:658


本日の聖書箇所:Iテサロニケ1:1-10文字サイズ大



本日のフットノート抜粋


 1章3節の信仰は、働きの性質と力を指しています。愛は労苦の動機と特徴であり、望みは忍耐の源です。これは、信仰と愛と望みをもって構成された、真のクリスチャン生活の構造を描写しています(参照、Iコリント13:13のノート1)。そのような生活は、信者の天然の能力から始まるのではなく、彼らが信じている神であられるものを注入されて始まります。

 それは、主の再来の観点から見た三つの面がある生活です。一つの面は、始まりとしての信仰、すなわち基礎、もう一つの面は、過程としての愛、すなわち構造、もう一つの面は、究極としての望み、すなわち完成です。信仰は神に向かってであり(8節)、愛は聖徒たちに向かってであり(3:124:9―10)、望みは主の来臨においてです(2:19)。(参照:Iテサロニケ1章3節 フットノート2


祈り

主よ、神の注入により、働きの性質と力である信仰、労苦の動機と特徴である愛、忍耐の源である望みをもって真のクリスチャン生活を開始できますように。すなわち、神に向かって始まりとしての信仰、基礎をもち、聖徒たちに向かって過程としての愛、構造をもち、主の来臨において究極としての望み、完成を望む生活を実行できますように。


明日の主題:養う母が自分の子供たちをはぐくむように