1.アバちち,われらいま 御名にて礼はいす;
なが子らつどいきて, しゅくふくもとめる。
主は血にてとがあらい, われら引き寄す;
アバちち,とさけぶを, なれのれいはおしえたもう。
2.つみの増すところに, めぐみもいや増す;
なれより遠くはなれ, さまよいしものも,
すくいのころもまとい, 宴せきに着きて,
ながめぐみのとみを, なれもわれらもよろこぶ。
3.ちちは放蕩むすこを, ゆるし,くちづけす;
肥えた子うしほふり, 御むねをあらわす。
「うしなわれ,死にし子の, 生きかえるゆえ,
よろこびいわえよ」と, かたるみこえをわれ聞く。
4.アバちち,ながあいを, たからかにうたう!
御つかいもほめたとう, 大いなるめぐみを。
なが御座にともに来て, なが子らは言う;
アバのあいはゆたか, アバの名はかん容なり!と。