303 慕い求める ― 主のために苦しみを受けることを

1.聖徒は無限のあい知るも, 御すがたを見ない;
  天使,つねに御かお見るも, 大きなあい知らぬ。
  やがて聖徒らは御かお見, 主のえいこう知る;
  かつてマリアは見て知った, 主の目のなみだと,
  こころのいたみを。

2.やがて主をかん全に知る, かつてないほどに;
  いたむこころをいやす手, かの日は感じない。
  かの日,無げんの賛美だけ, なみだのいのりや,
  病むこころのなぐさめや, こんなんのなかで
  たよることもない。

3.かの日,かんむりはあっても, この十字架はない;
  主が苦難受けたゆえ,いま, 主とまじわり持つ。
  安そくに入れば,つかれや, 主のための苦なん,
  主のためけい過する試練, 主のため捨て去る
  幸ふくはなくなる。

4.主のためくるしむ機かい, もうすぐなくなる,
  主のため受ける侮じょくや, 嘲笑,もう多くない。
  誤かい,はずかしめ,孤どく, 離べつもなくなる;
  苦難のしゅくふくとうとび, これらをとおして,
  主とけつごうする。

5.御かお見ることをしたう, いちにちもはやく;
  されどいま試練のあまさ, うしないたくない。
  大いなるあいに満たされ, 主のために生きる;
  将らいをせつ望すあまり, いま機かいのがし,
  かの日に悔いるな。

(歌詞/全訳 切り替え)

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