1.弟子たちはながねん, 主とともにいたのに,
主ご自身をさとらず, 知っているようで知らず。
2.かれらはみこえ聞き, 主の御すがたを見て,
じかに触れ合っても, 主がだれなのか知らず。
3.われらの目おおわれ, 真の主を見ていない,
主を知る,と言うとも, とうめいには知り得ず。
4.主はそのれいであり, べつのなぐさめぬし,
なれの豊富をもって, われのうちに啓示する。
5.われの全そんざいを, ながれいで浸とうし,
なれの感かく満たし, すみずみまで触れませ。
6.どうか,なれのれいが, 実感をもてぞう加し,
見ても見えなかった 主ご自身を見せたまえ。
7.主よ,ご自身を啓示し, ご自身をあたえませ;
主にまさる実さいも, 真じつもこの世になし。
8.主の霊がわが霊より, 洪ずいのようあふれて,
いたるところえい光, ひかり,なれで満たせや。
9.何と親みつな生かつ! 地にあって,なお天のよう;
あまい臨ざいに満ち, 賛美,歓喜,満ちあふれる。