469 十字架の道 ― 主の道に従う (英628)

1.ベツレヘムを発ち, かみへといたる,
  主の忠じつまなび, まったくしたがう。
  馬ぶねはまずしく, 見るも耐えない,
  されどあしすすむ, 手に賞,得るため。

2.行けば行くほどに, みちせまくなる,
  労苦理かいされず, はずかしめ受く。
  しもべは主じんに まさらないゆえ,
  主のくるしみ受け, ともになみだす。

3.ガリラヤ経てのち, ひとに捨てられ,
  みちあやまったか? 断じてそうでない。
  みちけわしくとも, 平安のなか行く;
  上げられるために, おそれずすすむ。

4.ゲッセマネのそので ひとり試練受く,
  サタンのこうげき, だれ耐え得るか?
  「たたかいはいち時, 賞を見つめよ!」と,
  かたる御つかいは, われらはげます。

5.忠じつなたましい, カルバリを経よ;
  十字架のもとにて, ともにはじ受く。
  自己をあわれむな, 苦つうはしばし;
  なれにまみえる日, うれい消え去る。

6.「ぜん途は死んだ」と, とも,はかで泣く,
  われら主とともに, たかく上げられ,
  地にぞくするもの, もはやもとめず,
  よろこんで,いのち, とみをうしなう。

7.もくひょうに向かい, 日々ぜんしんす;
  みやこのかがやき, 間ぢかに見える。
  われ,ひそかに聞く, てんのしらべを;
  イェス,われらむかえ, きずいやされる。

8.主とともにあゆむ, 王こくは間ぢか,
  自己はまったく失せ, 主に満たされる。
  もはやつみもなく, くるしみもない;
  もくひょうに向かい, あゆみつづける。

(歌詞/全訳 切り替え)

[前の詩歌]<<>>[次の詩歌]