1.われ,かごのなかのとり, おおぞらを飛べない;
ここへと置かれた主に, われは絶えずうたう;
われ拘そく享受す, かみも享受しませ。
2.監禁され,なにもできず, しずかにうたうのみ;
わがほめたたえるうた, かみは聞き入りたもう;
かみは拘そくして, 賛美聞くをこのむ。
3.かみは聞くみみを持ち, 祝ふくのこころあり;
わがつたないしらべも, 主はかろんじられない;
引くあいのこころ, なれは知るゆえに。
4.われはかごに入れられ, 自ゆうに飛べないが,
こころ,れいはなお自由, かい放され,飛び立つ;
牢ごくのかべさえ, それをさまたげず。
5.わがこころ,ごくを越え, わがれい何と自ゆう!
愛する主へと飛び立ち, みこころ礼はいする;
みこころのなかで, よろこび,わき出る。