762 栄光の望み ― 慕い望み祈り求める

1.主よ,ながさい臨待つ, ひさしく,
  いつまでも待つよう, 待ちつづけた;
  御かお見,こえ聞くを われしたう,
  なおふかきまじわり, われはもとむ。
  (復)
  さらにいくとせ 主を待つのか?
  なみだもて,主おもい, 再りんをしたう。

2.やもめはありし日を しのんで,
  もう会えないことを かなしまぬか?
  はなよめ,とつぐ日を 延ばされ,
  日取り決まらないなら, 嘆そくせぬか?

3.召かい代々になれを 待ち,待つ,
  忍たいして待てども, なれ,まだ来ぬ;
  われもしょう涯かけて 待ち,待つ,
  あのともも世を去った, なれ,まだ来ぬ。

4.われ,なれを待つこと ひさしく,
  試練のゆえつぶやき, 献身もゆらぐ。
  ゆえにおくれるのか? 来たれや;
  忍たいしつづけるも, もう待ちきれぬ。

5.主よ,待ちくたびれて, ひさしい;
  なれ,来られないなら, われ,行かせよ。
  ながくなれの栄こう かくされ,
  こころなきものらは, 嘲笑している。

6.このこころのいたみ, うれいを,
  いやし得るものなし, なれ,いないゆえ。
  永えんの嗣業に入り, 満たさる,
  なが御かお見るとき, 苦難わすれる。

(歌詞/全訳 切り替え)

[前の詩歌]<<>>[次の詩歌]