1.主よ,ながさい臨待つ, ひさしく,
いつまでも待つよう, 待ちつづけた;
御かお見,こえ聞くを われしたう,
なおふかきまじわり, われはもとむ。
(復)
さらにいくとせ 主を待つのか?
なみだもて,主おもい, 再りんをしたう。
2.やもめはありし日を しのんで,
もう会えないことを かなしまぬか?
はなよめ,とつぐ日を 延ばされ,
日取り決まらないなら, 嘆そくせぬか?
3.召かい代々になれを 待ち,待つ,
忍たいして待てども, なれ,まだ来ぬ;
われもしょう涯かけて 待ち,待つ,
あのともも世を去った, なれ,まだ来ぬ。
4.われ,なれを待つこと ひさしく,
試練のゆえつぶやき, 献身もゆらぐ。
ゆえにおくれるのか? 来たれや;
忍たいしつづけるも, もう待ちきれぬ。
5.主よ,待ちくたびれて, ひさしい;
なれ,来られないなら, われ,行かせよ。
ながくなれの栄こう かくされ,
こころなきものらは, 嘲笑している。
6.このこころのいたみ, うれいを,
いやし得るものなし, なれ,いないゆえ。
永えんの嗣業に入り, 満たさる,
なが御かお見るとき, 苦難わすれる。