1.時はすでに夜半になり,夜の星はしばらく沈み,
救い主の身はオリブ山にありました。
ゲッセマネにおいて,深夜は静かで,
救い主はそこで祈り,目を覚ましておられました。
2.時はすでに夜半になり,だれも伴いませんでした。
救い主はただ独りで祈って,悲しんでおられました。
彼を愛する聖徒でさえみな眠っていて,
救い主の悲しみ,涙を顧みませんでした。
3.時はすでに夜半になり,悲しみは極みに達し,
救い主は祈っていて,汗は血のようにしたたり落ちていました。
御使いが来て彼の体を力づけ,
神が彼を捨てておられないことを証明しました。
4.時はすでに夜半になり, 祈りは尽き,
苦杯を飲まなければならないことを深く知られました。
父なる神のみこころを成就することを甘んじて願い,
行って罪人のために罪を担い,自己を捨てられました。