ヨハネ6:51 わたしは天から下って来た生けるパンである.だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きる・・・・
「命のパン」(35節)は、パンの性質のことを言います。それは命です。「生けるパン」は、生きているパンの状態のことを言います。(参照: ヨハネ6章51節前半 フットノート1)
この時点で、パンは肉となります。パンは植物の命に属し、それはただ養うためです。肉は動物の命に属し、養うためだけでなく、贖うためでもあります。人が堕落する前、主は命の木でした(創2:9)。命の木はただ人を養うためでした。しかし人が罪へと堕落した後、主は小羊となられました(1:29)。小羊は人を養うためだけでなく、人を贖うためでもあります(出12:4、7―8)。(参照: ヨハネ6章51節後半 フットノート2)
主は彼の体、すなわち、彼の肉をわたしたちのために与えて、死なれました。それは、わたしたちが命を持つためです。(参照: ヨハネ6章51節後半 フットノート3)
主よ、あなたは天から下って来た生けるパンであり、人を贖う小羊です。あなたは人が堕落する前、ただ命の木でした。しかし人が罪へと堕落した後、小羊となられました。主に感謝します!あなたは小羊として人を養い、人を贖われます。今やわたしたちは生けるパンであるあなたの肉を食べ、永遠の神聖な命を享受します。