1.われらかつて持ちしもの, ただ死とつみ;
いまやしゅくふく受けるは, すべてかみによる。
2.つみにあるわれをたずね, 信仰をあとう;
いまわれはあんそく得て, 主により生かさる。
3.せい徒とされ,受けしもの, またのぞみは,
なにひとつ,われによらず, ながめぐみによる。
4.このあいにこたえるもの, だれもあらじ;
ながあいは人知を超えて, しんせいで不思議!
5.ちちよ,そのあいをつねに 知らせたまえ;
わがいのち,こころを得て, ながものとしませ。
6.うみのごとくふかきあい, 知らぬゆえに,
ながあいにむくい得ると, おろかにもおもう。
7.なれのおおいなるあいを, 駆け引きせず,
われを愛すそのこころに, だれむくい得るや!
8.ながあいにむくいるとは もはや言わず;
ただかん謝に満たされて, えい遠に礼はいす。
9.われ,ちちの愛とみわざに 負い目があり;
御子のゆえに感げきして, なれにあんそくす。