1.きゅうやくの予ひょうは, すべてがなれの絵;
絵の表徴を見るとき, なれはなんととうとし!
かく面のうるわしさ, 鑑しょうするたびに,
なれはわがすべてと, われはれいはいする!
2.なれはわがすぎこし, かみは過ぎ越さる;
ながあがないにより, かみとの和かい得る。
なれ,かみの小ひつじ, ころされ,血ながす;
その血にあがなわれ, なれを食べて生きる。
3.天よりくだりしパン, なれ,いのちのかて;
われら,なれを食べて, なれとちょう和される。
小ひつじ,パンはすべて, いのちを予ひょうす;
宴せきでなれを食べ, ながほう富を享受す。
4.なれは天よりのマナ, 日ごとのしょくもつ;
やしなわれ,ちから得, ひつよう満たされる。
なれまた生けるいわ, 裂かれ,みずながす;
生けるみずを飲めば, とわにかわきはなし。
5.主よ,なれカナンの地, ゆたかでうるわし,
ちちとみつはながれ, そのさんぶつは豊富。
かみをれいはいして, たがいにまじわり,
愛にてけつごうされ, ともにけんぞうさる。