710 福音 ― 主が門をたたく

作者不詳

1.門をたたいています。門をたたいています。だれが外にいるのでしょう?
  待っています。待っています。何と忍耐していることでしょう!
  遠くから来られた客は何と高貴な方でしょう。
  生涯このような風采の方を見たことがありません。
  わたしの心よ,不思議に感じたからには,今すぐ門を開こうではないか?

2.門をたたいています。門をたたいています。まだ外にいます!
  待っています。待っています。真に忍耐しています!
  しかしこの門はなおも開きにくくなっています。
  なぜなら,草とつるが何重にも絡まり,
  何層もの妨げとなり,金がすでにさび,木がすでに腐っているからです。

3.門をたたいています。門をたたいています。なおも外にいます!
  待っています。待っています。大いに忍耐しています!
  釘づけられた手はゆるまずたたき,いばらの冠はなおもかぶり,
  目の中にはなおも求める愛情を表しています。
  実は救い主が,門が開くのを待っておられるのです。

(歌詞/全訳 切り替え)

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