1.門をたたいています。門をたたいています。だれが外にいるのでしょう?
待っています。待っています。何と忍耐していることでしょう!
遠くから来られた客は何と高貴な方でしょう。
生涯このような風采の方を見たことがありません。
わたしの心よ,不思議に感じたからには,今すぐ門を開こうではないか?
2.門をたたいています。門をたたいています。まだ外にいます!
待っています。待っています。真に忍耐しています!
しかしこの門はなおも開きにくくなっています。
なぜなら,草とつるが何重にも絡まり,
何層もの妨げとなり,金がすでにさび,木がすでに腐っているからです。
3.門をたたいています。門をたたいています。なおも外にいます!
待っています。待っています。大いに忍耐しています!
釘づけられた手はゆるまずたたき,いばらの冠はなおもかぶり,
目の中にはなおも求める愛情を表しています。
実は救い主が,門が開くのを待っておられるのです。