啓8:3 また、もう一人の御使いが来て、金の香炉を持って祭壇の所に立った．多くの香が彼に与えられたが、それはすべての聖徒の祈りと共に、御座の前にある金の香壇の上にささげるためであった。
啓8:5 御使いは香炉を取り、それに祭壇の火を満たして地に投げた。すると、雷鳴と声といなずまと地震とがあった。
金の香炉は聖徒たちの祈りを象徴します(5:8)。聖徒たちの祈りは、「もう一人の御使い」であるキリストによって、神にもたらされます。香は、すべての功績を伴うキリストを象徴し、聖徒たちの祈りに加えられます。それは、聖徒たちの祈りが、金の祭壇の上で神に受け入れられるためです。8章にある聖徒たちの祈りは、神のエコノミーに逆らう地の裁きのためであるに違いありません。聖徒たちの祈りに対する答えは、続く七つのラッパによる地に対する神の裁きの執行です。（参照：啓示録8章3節 フットノート3、ノート4、8章5節 フットノート1）
主よ、神のエコノミーに逆らう地の裁きがすみやかになされますように。あなたがわたしたちの祈りを金の香炉として持っておられ、すべての功績を伴うあなたご自身が香としてわたしたちの祈りに加えられることを感謝します。わたしたちは今日も神のエコノミーの前進と地の裁きが執行されるよう祈り続けます。金の祭壇において絶えず香の煙が立ち上り、神に受け入れられ、わたしたちの祈りに対する答えがすみやかに実行されますように。