啓9:1 第五の御使いがラッパを吹いた.すると、わたしは見た.一つの星が天から地に落ちてきて、これにアビスの穴のかぎが与えられた。
8章13節の最後の三つのラッパは、大患難(マタイ24:21)の最後の三つの災いです(9:12.11:14)。大患難は、第七十週の後半に起こります(ダニエル9:27)。その期間は、三年半(ダニエル7:25.12:7.啓12:14)、すなわち四十二か月(11:2.13:5)、あるいは千二百六十日です(11:3.12:6)。(参照:啓示録8章13節 フットノート1)
9章1節の星はサタンのことを言っており、サタンは天から地に投げ落とされます。御使いたちは、星にたとえられています(ヨブ38:7.啓12:4)。天使長としてのサタンは、明けの明星でした(イザヤ14:12,直訳)。ルカによる福音書第10章18節(ルカ10:18)では、サタンに対する裁きが述べられました。ここと第12章9節から10節(12:9―10)は、その裁きの執行です。(参照:啓示録9章1節 フットノート1)
主よ、わたしたちはサタンが地に投げ落とされるときに地上にいたくありません。むしろ、わたしたちは勝利者となり、天におけるサタンの居場所を無くす者となりたいです。そのためにこの地上を生きている日々において、サタンとの戦いにいかに従事するかを学ばせてください。わたしたちは絶えず地上でサタンと戦い、神の民のうちの強い部分となり、勝利者として携え上げられ、ついにはサタンを天から地に投げ落とす戦いに加わることを願います!